本日の抄読会では『セマグルチド1.0mg皮下注射が慢性腎臓病を有する2型糖尿病患者において、腎疾患関連イベント(血液透析・腎移植・eGFR15未満)リスクを24%低下させ、心血管イベントや死亡リスクを低下させる』ことが発表されました。その作用機序や、経口セマグルチドでも同様かについては更なる検討が必要とのコメントでした。
私も体重コントロールを含めGLP1受容体作動薬はよく使用します。SGLT2阻害薬・フィネレノン・RAS系阻害薬のような正確な腎保護効果が、GLP1受容体作動薬にはこれまでなかったところにこのような結果が出てきてくれて、腎臓を守る手段がまた一つ増えたことに凄く頼もしさを感じました⭐︎