医局後輩がコロナ感染後の甲状腺疾患を続けて経験したとのことで、コロナ後の甲状腺疾患発症率について調べた論文を読んでくれましたφ(..)
COVID-19(コロナ)に関連した自己免疫性甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病)患者について20名の報告があり、関連性はありそうですが、因果関係までは証明できでないとの報告でした。
COVID-19後の自己免疫性甲状腺疾患に気をつけることを勉強させて頂きましたが、日常診療で気になった事を最新論文から勉強する後輩の勉強姿勢に、私ももっと勉強が必要だと再確認させられました(・ิω・ิ)
2型糖尿病における腎障害の進行は骨格筋の機能を低下させ、その機序として次世代シーケンシングから骨格筋の転写制御・ミトコンドリア機能低下の関連が考えられるという報告でした。
なかなか難しいですね(^_^;)
以前にもお話させて頂きましたが、糖尿病患者さんでは腎障害が進むに伴って死亡率が増加することが報告されています。
最近ではこのような腎障害進行を予防するデータが報告されているお薬も出てきています。今回の機序が、今後の腎障害予防の新しいターゲットになることを期待したいですね(-д☆)
今度新しく発売される予定のWeekly GLP1/GIP受容体作動薬について勉強させて頂きましたφ(..)
これまでのWeekly GLP1受容体作動薬よりもHbA1c・体重共に下げる効果があるそうで、これまでのWeekly GLP1受容体作動薬で見られた心血管イベント抑制効果については現在評価中(SURPASS4)とのことでした。
最近では肥満糖尿病患者さんの割合が増加傾向にあり、チルゼパチドにも今後期待したいですね(^^)